「せいさんを分かち合われたイエス様」『モルモン書物語』(2023年)
せいさんを分かち合われたイエス様
いつも御子を覚える
イエス様は病人をいやし,おさない子供たちを祝福された後,御自分の話を聞くために集まったすべての人々にせいさんについてお教えになりました。イエス様は弟子たちにパンとぶどう酒を持って来るように言われました。
イエス様はパンをさいて祝福され,それを弟子たちにあたえて食べさせました。イエス様は,パンをすべての人々に分けあたえるよう弟子たちに言われました。
イエス様は,御自分を信じてバプテスマを受けた人は全員,そのパンを食べるべきだと言われました。そうするとき,かれらは主の体を思い出すべきです。イエス様は人々に,かれらが主の手足のくぎあとやわきのきずにふれたときのことを思い起こさせられました。
それからイエス様は弟子たちにぶどう酒をあたえて飲ませました。ぶどう酒をすべての民に分けあたえるようイエス様は弟子たちに言われました。
イエス様は,悔い改めてバプテスマを受けた人はみな,ぶどう酒を飲むべきだと言われました。主はぶどう酒を飲むすべての人に,御自分の血を覚えているように言われました。主は,御自分がかれらのために苦しみ,死なれたとき,御自分の血をささげたことをかれらに思い出させました。
イエス様は,パンを食べ,ぶどう酒を飲むことはいましめであると言われました。人々はパンを食べ,ぶどう酒を飲むことによって,いましめを守り,イエス様を覚えたいという望みを天のお父様にしめしました。イエス様は,これらのことを行えば,せいれいの祝福を受けると言われました。
パンを食べ,ぶどう酒を飲んだ後,人々はせいれいに満たされました。そして, 人々はイエスをほめたたえました。