ヤコブはイエス・キリストに会った預言者でした。ヤコブは人々にイエス様を信じてほしいと思いました。ヤコブは人々に神様のいましめを守るように教えました。イエス様について人々に教えるためにヤコブは熱心に働きました。
2ニーファイ11:2-3,モルモン書ヤコブ1:1-8,17-19
ある日,シーレムという男が人々を教え始めました。しかし,シーレムはイエス様がほんとうにいらっしゃる御方ではないと教えました。シーレムは話すのが上手で,多くのニーファイ人がかれの言うことを信じました。かれのせいで,多くの人がイエス様を信じるのをやめました。シーレムはまた,ヤコブにもイエス様を信じるのをやめさせたいと思いました。
モルモン書ヤコブ7:1-5
シーレムは,将来起こることはだれにも分からないと言いました。つまり,イエス様がまだ地上に来られていないので,イエス様がほんとうにいらっしゃる御方かどうかはだれにも分からない,とシーレムは言いました。しかしヤコブは,聖文とすべての預言者がイエス様について教えていると言いました。神様はヤコブに,イエス様が地上に来られることをしめされました。
モルモン書ヤコブ7:6-12
それでもシーレムは信じようとしませんでした。シーレムは,イエス様がほんとうにいらっしゃる御方であるというしるしをヤコブに見せてほしいと思いました。
モルモン書ヤコブ7:13
ヤコブは,シーレムはイエス様が来られるのを知っていて,しるしはいらないと言いました。しかしヤコブは,神様が力をお持ちであり,イエス様がほんとうにいらっしゃる御方であることをしめすために,神様がシーレムを気絶させられると言いました。
モルモン書ヤコブ7:14
すると突然,シーレムは病気になり,地にたおれました。多くの日の後,シーレムは自分が死ぬことを知りました。かれは自分がサタンにだまされていたことを人々につげました。かれは自分が神様にうそをついていたのだと言いました。かれは,イエス様がほんとうにいらっしゃる御方であることを,ずっと知っていました。シーレムは死にました。人々は聖文を読み,イエス様を信じました。
モルモン書ヤコブ7:15-23