エリサべツ,ザカリヤ,バプテスマのヨハネ,マリヤ,ヨセフの生涯を研究することによって,イエス・キリストを信じる生徒の信仰を強める。
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以下の聖句を読み,内容について深く考え,祈る。
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ルカ1:5-25,57-80。天使ガブリエルは祈りにこたえるためにザカリヤのもとを訪れて,ザカリヤの妻であるエリサべツが男の子を産むであろうと言う。ヨハネと名付けられるこの息子は主のために人々を備える使命を果たすことになっている。ザカリヤはガブリエルの言葉を疑ったために,物が言えなくなる。エリサべツは年老いていたにもかかわらず身ごもる。そしてヨハネが生まれる。ザカリヤは新たな信仰を得て,ヨハネの使命について預言する。
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ルカ1:25-56;マタイ1:18-25。天使ガブリエルはマリヤに対して彼女が神の御子の母親になることを告げる。マリヤと親族のエリサベツは救い主が降臨されることを知らされて喜ぶ。ヨセフはマリヤが救い主を産むことを知る。
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以下の絵を入手できれば,レッスンで使用する。「荒れ野で教えを宣ベるヨハネ」(『福音の視覚資料セット』207);「受胎告知-マリヤを訪れる天使ガブリエル」(『福音の視覚資料セット』241)
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教えるための提案:人は聖霊の力によって教えるとき,「聖霊の力がそれを人の子らの心に伝える」(2ニーファイ33:1)。生徒は御霊の力を感じることによって,証を強め,主に対する愛と生徒たち相互の愛を深め,義にかなった生活をする決意を強めることができる。レッスンに御霊を招くためにあなたはどのようなことができるかを祈りの気持ちで考える(本書のⅴ-ⅵならびに『教師,その大いなる召し』単元A「9.御霊によって教える」13-14,単元E「2.御霊により教える」82-83参照)。
以下の資料はレッスンの概要を補足するためのものである。このアイデアをレッスンに取り入れてもよい。
「……確実であることを,これによって十分に知っていただきたい……。」(ルカ1:4)