イエス・キリストに対する証によってこの世の試練に打ち勝つ人々には祝福がもたらされることを生徒に理解させる。
-
以下の聖句を読み,内容について深く考え,祈る。
-
黙示1:1-3,9-20。ヨハネは天使を通して主から与えられた啓示を記録するよう指示される。ヨハネはイエス・キリストの教会の7地域を表す様々な象徴を示現で見る。
-
黙示2-3。主はヨハネを通して,この世の試練と誘惑に打ち勝つ人々を待つ偉大な祝福についてアジヤにおける教会の7つの支部に所属する聖徒たちに教えられる。
-
黙示12。ヨハネは天の戦いとその戦いが地上において継続される様子を示現で見る。ヨハネは聖徒たちが救い主の贖罪と自分たちの証によってサタンに打ち勝つことを知る。
-
そのほかの読書課題:黙示21:7;『聖句ガイド』「黙示録(ヨハネの)」の項,260-261。
-
「導入」の活動を行う場合は,187ページの絵を使う準備をする。生徒全員に見えるようにこの絵を黒板もしくは模造紙に拡大して描くとよい。
-
教えるための提案:優れた教師は優れた聞き手でもある。耳を傾けるという行為には語られていることを聞くだけでなく,理解しようという努力が含まれる。注意深く耳を傾ける教師は,生徒を理解し,生徒を大切にしていることを生徒に伝える(『教師,その大いなる召し』単元H「3.耳を傾ける」185-188参照)。
以下の資料はレッスンの概要を補足するためのものである。このアイデアをレッスンに取り入れてもよい。
「戸をたたかれるイエス」を見せる(『福音の視覚資料セツト』237)。