聖霊の励ましを求め,それを受けられなくするような考え方や行動を避けるよう生徒に促す。
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以下の聖句を読み,内容について深く考え,祈る。
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使徒18:23-19:41。パウロが3回目の伝道の旅を始める。プリスキラとアクラがアポロに福音を教える。パウロがエペソの人々に教え,バプテスマを施し,信じる人々に聖霊の賜物を授ける。デメテリオとほかの銀細工師たちが,パウロに対してエペソの人々を扇動する。
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使徒20。パウロがエペソを去り,マケドニヤとギリシャで福音を宣べ伝える。彼はエルサレムへ戻る途上,エペソから来た教会の指導者たちに別れのあいさつをし,背教に対する警告を与える。
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ガラテヤ。パウロは,モーセの律法に戻ろうとしていることについて,ガラテヤの教会員を叱責する手紙を書く。パウロは彼らに,イエス・キリストへの信仰の必要性を思い起こさせ,御霊の実を求めるように促す。
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そのほかの読書課題:『聖句ガイド』「聖霊」の項,153-154;「パウロの手紙」の項,201;「ガラテヤ人への手紙」の項,74。
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『聖句ガイド』「地図7.使徒パウロの3回目の旅」
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教えるための提案:レッスンに用いる最も良い話や事例は,教師自身の生活体験の中から生まれるものである。自分自身の体験の中から,生徒に伝えるのに何が適切で役立つかを判断できるように,御霊の導きを求める必要がある(『教師,その大いなる召し』単元E8「例を用いて内容を豊かに」,93-94,単元F5「良い物語とは」,138参照)。
以下の資料はレッスンの概要を補足するためのものである。このアイデアをレッスンに取り入れてもよい。
生徒たちの答えを黒板に書き上げて,福音を教えることについて,どうしたらパウロの模範に従うことができるかを話し合う。