第44課
「神は愛である」
目的
御父と御子はわたしたちにどのような方法を通して愛を示しておられるか,またわたしたちは御父と御子に対してどのように愛を示すべきかを生徒に理解させる。
準備
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以下の聖句を読み,内容について深く考え,祈る。
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1ヨハネ2:28-29;3:1-2;4:7-19;5:1,11-15。ヨハネは,わたしたちが天父のようになって,永遠の命を受け継ぐことができるように一つの方法を用意することによって,天父はわたしたちに愛を示しておられることを教える。
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1ヨハネ1:7-9;2:1-2;3:5-8,16;5:11-13。ヨハネは,わたしたちが天の御父のようになることができるように,贖いの犠牲を通して,イエスはわたしたちに愛を示されたことを教える。
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1ヨハネ2:3-17;3:9-24;4:4-21;5:1-10;2ヨハネ;3ヨハネ。ヨハネはわたしたちが従順と互いに愛することによって天父とイエス・キリストに対する愛を示すように教える。
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そのほかの読書課題:モロナイ7:48;教義と聖約43:3-5。
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「導入」の活動を行う場合は,家族の写真または「家族は一緒に」(『福音の視覚資料セット』616)を持参する。
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教えるための提案:「愛,気遣い,義務への献身,私心のない心,聖文の研究,祈りは,レッスンの霊的な土台となります。レッスンを準備する際にそれらがあれば,クラスで聖徒たちに教える前に,思いと心の中でレッスンを霊的に想像するのに役立つはずです。」(『教師,その大いなる召し』序文,ⅲ)
レッスンの展開
教えるためのそのほかのアイデア
以下の資料はレッスンの概要を補足するためのものである。この中の幾つかをレッスンに取り入れてもよい。
1.「光の中を歩く」(1ヨハネ1:7)
1ヨハネ1:6-7を読む。
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「やみの中を歩く」とはどのような意味でしょうか。「光の中を歩く」とはどのような意味でしょうか(これらの質問について話し合う際に,「光の中進もう」〔『賛美歌』194番〕を全員で歌うとよい)。
2.ヨハネはキリストを否定する者たちに警告を発した。
ヨハネは手紙の中で,キリストを否定する者から遠ざかるよう繰り返し聖徒たちに警告しました。キリストを否定する者たちはどのようなことをしようとしているとヨハネは述べているでしょうか(1ヨハネ2:22-23;4:1-3;2ヨハネ1:7参照)。敵対する人々はなぜ,救い主に対するわたしたちの証を滅ぼそうとするのでしょうか。証を強めるにはどのようにすればよいでしょうか。
M・ラッセル・バラード長老はこのように教えています。「福音の真理,特に主イエス・キリストの神聖な生涯と使命に対する個人の証は,永遠の命に不可欠です。……永遠の命は,天父と聖なる御子に対するわたしたち自身の個人的な知識にかかっているのです。単に御二方を知るだけでは十分ではありません。わたしたちは自らをつなぎ止める錨となるような霊的な体験をしなければなりません。そうした経験は,飢えた人が食物を求めるように,激しく一心に求めることによってもたらされます。」(「主の食卓に着く」『聖徒の道』1996年7月号,92-93)
3.「神を見た者は,まだひとりもいない。(1ヨハネ4:12)
もし生徒が,1ヨハネ4:12の意味が人は神を見ることができないという意味に取っているようであれば,ジョセフ・スミス訳1ヨハネ4:12「信じる者以外に,神にまみえた者はまだ一人もいない」を参照させる。多くの預言者が神にまみえたことを指摘する。出エジプト33:9-11;ヨハネ6:46;使徒7:55-56;教義と聖約67:10-12;モーセ1:1-2;アブラハム3:11;ジョセフ・スミスー歴史1:16-17を参照する。
4.青少年のための話し合い
「導入」の活動を発展させて,青少年は両親に対してもっと愛を示すためにどのようなことができるかについて具体的な話し合いを展開する。話し合われたアイデアをよく吟味して,来週,実行に移した経験を分かち合う準備をしてくるように言う。
5.愛に関する賛美歌
愛に関する賛美歌を1曲選ぶ(賛美歌の主題別索引の「愛」参照)。生徒による小グループのコ一ラスを準備させる,賛美歌を全員で歌う,歌詞を読む,賛美歌の録音を聴くなどの活動を行う。