聖霊の働きかけを喜んで受け入れ,天の御父とイエス・キリストにさらに近づくよう生徒に促す。
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以下の聖句を読み,内容について深く考え,祈る。
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ヨハネ16:1-15。イエスは御自身が十字架につけられた後に来る困難な時のために,使徒たちに備えをさせられる。イエスは彼らに聖霊の使命について教え,やがて聖霊の賜物が授けられるとの約束をなされる。
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ヨハネ16:16-33。イエスは御自身の死と復活を予告し,使徒たちに「勇気を出しなさい」という勧告を与えられる。
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ヨハネ17。イエスは使徒と,御自身を信じるすべての人々のために,偉大な執り成しの祈りをささげられる。
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そのほかの読書課題:ヨハネ14:16-31;15:18-27;3ニーファイ19:19-36;教義と聖約132:21-2;『聖句ガイド』「慰め主;助け主」の項,184-185;「聖霊」の項,153-154。
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「導入」を行う場合は,贈り物の飾りを付けた二つの箱を準備する(あるいは,黒板にその二つの箱の絵を描く)。レッスンのときに,その箱に付けておく,文字を書いた2枚の紙を用意する。1枚には「聖霊の賜物」と書き,もう1枚には「永遠の命」と書く。
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教えるための提案:御霊によって教えることができるようにと祈るのに加えて,生徒たちが御霊によって学び,教えられる原則が真実であるとの確認を得ることができるように祈る(『教師,その大いなる召し』単元A「9.御霊によって教える」13-14参照)。
以下の資料はレッスンの概要を補足するためのものである。このアイデアをレッスンに取り入れてもよい。
生徒たちが聖霊を感じ,その働きを認識することができるように,事前に聖霊とその働きについて幾らかのことを話し,各人がレッスンの中で下記の事柄のどれかを行うように選択させる。
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好きな聖句を読む。
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証を述べる。
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救い主についての賛美歌か初等協会の歌を歌う。
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天の御父とイエス・キリストに対する愛を表現する。
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霊的な経験を発表する。
(適切であれば)
クラスで発表を行った後,生徒たちに,その発表をしている間にどのように感じたかを話してもらう。98ページに書かれているボイド・K・パッカー長老の話を読み,生徒たちが聖霊を受けたときにどのように感じるかを理解できるように生徒たちを助ける。あなたが聖霊の導きを受けるときにどのように感じるかについて話す。