「教義と聖約の歴史的リソース:サミュエル・スミス」『教義と聖約の歴史的リソース』(2025年)
「サミュエル・スミス」『教義と聖約の歴史的リソース』(2025年)
サミュエル・スミス
(1808-1844年)
バーモント州タンブリッジで生まれたサミュエル・スミスは,ジョセフ・スミス・ジュニアの弟でした。サミュエルは1829年5月にオリバー・カウドリよりバプテスマを受け,翌月,モルモン書の八人の証人の一人となりました。1830年4月6日,末日聖徒イエス・キリスト教会の最初の6人の会員の1人となりました。同年6月,長老に聖任され,ニューヨーク州に伝道に行きました。啓示により召された後(教義と聖約52:30;61:35;66:8;75:13),その後オハイオ州,ミズーリ州,アメリカ東部で伝道しました。サミュエルは1831年6月に大祭司に聖任され,1833年から預言者の塾に出席し,1834年に,オハイオ州カートランドにおける最初の高等評議会の一員に任命されました(教義と聖約102:3)。1834年にメアリー・ベイリーと結婚しました。ほかの聖徒たちとともに去るまでのわずかな期間ミズーリ州に住み,その後イリノイ州クインシーに,さらにその後はイリノイ州ノーブーに移り,そこで1841年にビショップに任命されました(教義と聖約124:141)。その年の初めに妻が亡くなり,同年レビラ・クラークと再婚しました。サミュエルは,兄弟のジョセフ・スミスとハイラム・スミスが殉教したわずか1ヶ月後に亡くなりました。
教義と聖約の中の参照聖句