贖いの計画を通して,罪の赦しを受けられることを理解できるようにする。
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アルマ20:1-22:26と23:1,4-5を祈りの気持ちで研究する。それからレッスンを検討し,聖文の記事を子供たちにどう教えるか決める(本書「レッスンの準備」ⅵ-ⅶ,「聖文に基づいて教える」ⅶ-ⅷ参照)。
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子供たちを参加させ,レッスンの目的を達成するのに最も役立つ「話し合いのための質問」と「レッスンを豊かにする活動」を選ぶ。
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以下の8つの言葉を書いた紙を用意する(黒板にそれらの言葉を書くよう計画してもよい)。
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創造
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アダムとエバ--堕落
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罪
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肉体の死
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イエス・キリスト--贖い
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復活
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悔い改め
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贖いの計画
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教材
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『モルモン書』人数分
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視覚資料4-9「イエスキリスト」(『福音の視覚資料セット』240),4-31「ラモーナイの父と会見するアンモンとラモーナイ」,4-32「ラモーナイの父に聖文を読んで聞かせるアロン」
一人の子供に開会の祈りをさせる。
以下の活動を,レッスンのどの部分でも,また幾つでも,使うことができる。復習やまとめ,チャレンジに利用してもよい。
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子供たちにこれまでに読んだ聖文の聖句に印を付けさせる。以下の聖句のように,特に重要と思われる聖句に付ける。
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信仰箇条第2,3節を復習し,子供たちがそれらを理解し,覚えられるよう助ける。
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黒板か紙に大きな四角を書き,さらにそれを9つの均等な大きさの四角に区切る。小さい四角に1から9まで番号を付ける。
クラスを二つのチームに分ける。各チームに×や○などのマークを付ける。最初のチームの子供の一人に1から9までの番号の中から一つ選ばせ,教師は以下の質問の中から対応する番号のものを読む。その子供のチームのメンバーであれば,だれが質問に答えてもよい。正解であれば,答えた問題と同じ番号の付いた四角に自分たちのチームのマークを付ける。答えが間違っていた場合,該当する四角は空欄のままにしておく。二つのチームが順番で答えていく。どちらかのチームが縦,横,斜め,いずれかで一列にマークを並べられたら,ゲーム終了とする。
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わたしたちのためにある天父の偉大な計画のことを何と呼びますか。(救いの計画,贖いの計画,幸福の計画)
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贖いとはどういう意味ですか。(罪に縛られた状態からわたしたちを救うこと。)
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どなたが地球を創造されましたか。(天父の指示の下にイエス・キリストが造られた。)
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地上で最初に造られた人はだれとだれですか。(アダムとエバ。)
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アダムとエバが禁断の実を食べたためにどんなことが起こりましたか。(二人はエデンの園を追放された。子供をもうけることができた。死ぬ体となった。善悪を区別できるようになった〔モーセ5:11参照〕。)
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アロンは聖文や真鍮の版の記録から王を教えました。わたしたちが,福音や贖いの計画を教えるのに用いる4つの正典とは何を指しますか。(『聖書』『モルモン書』『教義と聖約』『高価な真珠』)
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アロンが最初にラモーナイ王の父に教えたのは,どんなことですか。(神が生きておられること。)
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イエスは,どのようにしてわたしたちがみもとに帰って再びともに住めるようにしてくださいましたか。(わたしたちの罪のために苦しみ,亡くなられた。)
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天父のもとに帰れるようになるには,何をしなければなりませんか。(罪を悔い改める,聖約を守る,よい働きをする。)
再度ゲームをするには,本課の内容を基に質問を考える。
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「家族は永遠に」(『子供の歌集』98『賛美歌』187番,),「主はみ子をつかわし」(『子供の歌集』20),「神の子です」(『子供の歌集』2,『賛美歌』189番)を歌うか歌詞を読む。