自分自身の選択によって,良い結果が生まれるか,それとも悪い結果が生まれるかが決まることを理解させる。
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アルマ39章を,祈りの気持ちで研究する。それからレッスンを検討し,聖文の記事を子供たちにどう教えるか決める(本書「レッスンの準備」ⅵ-ⅶ,「聖文に基づいて教える」ⅶ-ⅷ参照)。
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子供たちを参加させ,レッスンの目的を達成するのに最も役立つ「話し合いのための質問」と「レッスンを豊かにする活動」を選ぶ。
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「導入」に挙げられている項目の表を作る。あるいは黒板に書く。
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教材--『モルモン書』人数分
一人の子供に開会の祈りをさせる。
以下の活動を,レッスンのどの部分でも,また幾つでも,使うことができる。復習やまとめ,チャレンジに利用してもよい。
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信仰箇条第2節を読んで,その内容について話し合い,子供たちに覚えさせる。人はだれでも,自分の行いに責任があることを指摘する。
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以下の点でどのような選択ができるかを話し合う。クラスの子供たちの中で問題となる可能性のある事柄を採り上げる。イエス・キリストが子供たちにどのような選択を望んでいらっしゃると思うか質問する。様々な選択肢について,それがどのような結果を生じるか深く考えさせる。
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言葉遣い
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安息日を聖く保つ
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服装
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親に従う
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音楽
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盗み
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映画,ビデオ,テレビ番組
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本当のことを言う
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本や雑誌
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以下の事例について,選択と結果を含むロールプレイングを行わせる。
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ある友達が,だれかについてうそを言った。
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ある友達が良くない映画(あるいはビデオ)を見ようと誘ってきた。
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ある友達が下品なことを話し始めた。
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ある友達が学校でカンニングさせてくれと話しかけてきた。
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ある友達から知恵の言葉の戒めを破るように言われた。
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ある人から有害な薬を勧められた。
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スペンサー・W・キンボール大管長の次の決心がもたらした結果について話し合う。
「わたしが知恵の言葉を決して破らないようにしようと決心したのは,まだ小さな子供のころであった。……主がこれを告げられたとき,これらすべての有害な要素を断つことを主は喜ばれること,したがってわたしがしたいと考えた事柄は天父の喜びであることを,わたしは知っていた。そこで,わたしはこれらの有害なものに決して手を出すまいと固く決心したのであった。十分に,またはっきりと決心したので,自分自身と天父に対して立てたこの約束を守り通すことは大して困難ではなかった。」(「大会報告1973-75」1974年4月,203)
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「わたしは義にかなう選択をします」と書いた小さな紙をクラスの人数分用意する。それを文字が見えないよう裏返しにして一つの机の上に置いておく。子供たちを一人ずつ前に来させ,準備した紙を1枚ずつ取らせる。各々に以下の質問をする。
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今週義にかなう選択をするためのよりどころとして何を使いますか。
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悪い選択をすると,それによってどのようなことが起きますか。
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義にかなう選択をすると,それによってどのようなことが起きますか。
活動のまとめとして,選択をする前にその結果を考えることの大切さを強調する。
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信仰箇条第11節と,人は自分の選択に対してどのように責任があるかについて話し合う。
子供たちが信仰箇条の第11節を覚えられるように助ける。
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「正しい道選ぼう」(『子供の歌集』82-83),あるいは「おそれずぎをなせ」(『子供の歌集』80)を歌うか歌詞を読む。