神の言葉は,信仰を込めて養い育てるとき,心の中で成長してイエス・キリストに対する証となることを教える。
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アルマ32-33章を祈りの気持ちで研究する。それからレッスンを検討し,聖文の記事を子供たちにどう教えるか決める(本書「レッスンの準備」ⅵ-ⅶ,「聖文に基づいて教える」ⅶ-ⅷ参照)。
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子供たちを参加させ,レッスンの目的を達成するのに最も役立つ「話し合いのための質問」と「レッスンを豊かにする活動」を選ぶ。
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本課の最後にある視覚資料を検討し,レッスンの中でどのように提示するか決める。一つ一つの絵をコピーしたり,厚紙に上からなぞって写したり,あるいは黒板に描く用意をしておく。
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教材
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『モルモン書』人数分
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可能であれば,人数分の種
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本課の最後にある視覚資料の写し(種,芽を出した種,若木,雨,太陽,土,肥料)
一人の子供に開会の祈りをさせる。
以下の活動を,レッスンのどの部分でも,また幾つでも,使うことができる。復習やまとめ,チャレンジに利用してもよい。
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以下の言葉を書いた紙を用意する。
聖文について教えるに当たり,アルマ32章では神の言葉が種にたとえられていることを説明する。種の絵の上に「神の言葉」の紙をはる。(聖文で言う「神の言葉」とは福音,つまりイエス・キリストの教えのことであると説明する。)種が生長して木になるように,神の言葉を学び,それに従うなら,福音に対する強い証が得られる。
木の絵の上に,「イエス・キリストに対する証」の紙をはる。種が木に生長するために世話と養いを必要とするように,福音に対するわたしたちの証も,強く成長するためには信仰と養育が必要である。子供たちに証を強めるためにどんなことができるか尋ねる。子供たちが答えたら,木を養う役割を果たすものの絵の上に「祈る」「聖文を研究する」「戒めに従う」「奉仕をする」の紙をはる。
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本課に関連する言葉を幾つか用いてパズルを作る。まず,何枚かの紙に言葉を書き,それらを切り刻む。謙遜,望み,養い育てる,従順,などの言葉を用いるとよい。言葉のパズルの数と同じ数のグループにクラスを分ける。グループがパズルを完成させるごとに,そのグループの子供の一人に,本課でそのパズルの言葉についてどんなことを学んだか話させる。
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断食,什分の一,知恵の言葉などの福音の原則を書いた何枚かの紙を用意する。言葉を書いた紙を子供の背中に本人に見せずに安全ピンかセロハンテープではる。その子供はほかの子供たちに質問をして,その原則が何か当てる。またはクラスのほかの子供たちがヒントを言ってもよい。その子供が正しく推測できたら,その原則に対する証を得るにはどうしたらよいか尋ねる。どの言葉の場合も,答えには祈りや福音の原則の実践などが含まれるべきである。
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「信仰」(『子供の歌集』50)を歌うか歌詞を読む。