悪に対する守りとして神の武具を身に着けるよう子供たちを励ます。
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アルマ43-44章とエペソ6:11,13-18を祈りの気持ちで研究する。それからレッスンを検討し,聖文の記事を子供たちにどう教えるか決める(本書「レッスンの準備」ⅵ-ⅶ,「聖文に基づいて教える」ⅶ-ⅷ参照)。
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その他の参照箇所--教義と聖約27:15-18
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子供たちを参加させ,レッスンの目的を達成するのに最も役立つ「話し合いのための質問」と「レッスンを豊かにする活動」を選ぶ。
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教材
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『モルモン書』人数分
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『聖書』
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神の武具について数えるために,武具の名称を書いた紙,武具と人の姿の小さな切り抜き絵(人数分),または黒板に描いた人の姿に合わせてはり付ける大きな切り抜き絵(1セット),あるいは,一人の子供に身に着けさせるために厚紙で作った武具のセットを準備する。いずれのサイズのセットを作るかは,レッスンの教え方による(本課末のイラスト参照)。
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視覚資料4-37「レーマン人と戦う司令官モロナイの兵」,4-38「武具を捨てるゼラヘムナの軍」
一人の子供に開会の祈りをさせる。
以下の活動を,レッスンのどの部分でも,また幾つでも,使うことができる。復習やまとめ,チャレンジに利用してもよい。
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カード合わせゲームをする(「聖文に基づいて教える」ⅶ-ⅷ参照)。次の6つの武具の名前を別々の紙に書く。そして,その一つ一つが何を象徴しているかを,別の6枚の紙に書く。子供たちにそれぞれの武具の名前と,それが何を象徴しているかを組み合わさせる。
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エペソ6:13-18を用いて,子供たちがそれぞれの神の武具が象徴するものを覚えられるように助ける。お手玉かボールを子供たちの方に投げ上げながら,一つの武具の名を挙げる。相手の子供にその武具が象徴するものを言わせる。その子供は次に別の子供の方にそのお手玉を投げ上げながら,別の武具の名前を挙げ,それが何を象徴しているかを言わせる。これを繰り返す。
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わたしたちを霊的に傷つけたり殺したりするために,現在サタンがどのようなものを用いているか質問する。良くない映画,テレビ番組,ビデオ,本,知恵の言葉を破らせるための誘惑,教会へ行かないようにさせる誘惑などが答えとして挙げられるかもしれない。個人また家族としての祈りや聖文の勉強,家庭の夕べ,教会の集会への出席など子供たちが霊的な武具を強めるためにしていることについて話し合う。
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司令官モロナイがレーマン人の軍隊に対してどのような計略を用いたかについて話し合う(アルマ43:31-42)。黒板を使って,ニーファイ人の軍とレーマン人の軍の位置関係を説明する。
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「おそれずぎをなせ」(『子供の歌集』80),あるいは「正しい道選ぼう」(『子供の歌集』83)を歌うか歌詞を読む。