子供たちの心に,生ける預言者に従いたいという望みを培う。
-
1ニーファイ1-2章を祈りの気持ちで研究する。それからレッスンを検討し,聖文の記事を子供たちにどう教えるか決める(本書「レッスンの準備」ⅵ-ⅶ,「聖文に基づいて教える」ⅶ-ⅷ参照)。
-
子供たちを参加させ,レッスンの目的を達成するのに最も役立つ「話し合いのための質問」と「レッスンを豊かにする活動」を選ぶ。
-
教材
-
『モルモン書』人数分
-
信仰箇条第6節を紙か黒板に書き,「預言者」という言葉の部分を,二つ折りにした紙で覆う。折った紙の内側には,次の言葉を書いておく「預言者とは,神に代わって話すよう,神により召された人のことです。預言者が神に代わって語るとき,それは神御自身がお話しになるのと同じです。」
-
視覚教材4-4「エルサレムの民に預言するリーハイ」(『福音の視覚資料セット』300),4-5「エルサレムをたつリーハイの家族」(『福音の視覚資料セット』301),生ける預言者の写真またはジョセフ・スミスの肖像画(『福音の視覚資料セット』401)
一人の子供に開会の祈りをさせる。
以下の活動を,レッスンのどの部分でも,また幾つでも,使うことができる。復習やまとめ,チャレンジに利用してもよい。
-
リーハイの家族が荒れ野に持って行ったと思われる品物またはその絵を,幾つか見せる。例--テント,毛布,調理用具,ナイフ,弓矢,ロープ,種など。子供たちに,リーハイの家族が持って行ったかもしれないそのほかの品物を想像して名前を挙げさせる。
-
教会の歴代大管長の写真を見せる(『福音の視覚資料セット』506)。次に,子供たちに歴代大管長の名前と,大管長を務めた順番を覚えさせる。
-
教会の第13代大管長エズラ・タフト・ベンソン長老の次の言葉を紹介する。
「教会の子どもたちに向けてお話をしたいと思います。……
わたしは子どもたちを心から愛しています。そして天のお父様もみなさんを愛しておられます。
きょうわたしは,天のお父様がみなさんに知ってほしいと望んでおられることについてお話ししたいと思います。それは,みなさんが天のお父様のみこころを行い,本当の幸福をつかめるようになってほしいからです。わたしが話すことは,みなさんの今の生活に,またみなさんがこの世の生がいを送っていくうえで役に立つことでしょう。
わたしはみなさんが『モルモン書』を愛していることを聞いて本当にうれしく思っています。わたしも『モルモン書』が大すきです。天のお父様はみなさんに,これからも続けて毎日『モルモン書』を勉強するように望んでおられます。『モルモン書』は天のお父様からみなさんにあたえられたとくべつなおくり物です。『モルモン書』の教えにしたがう人は,天のお父様のみこころが行えるようになります。」(「教会の子供たちへ」『聖徒の道』1989年7月号,85-86)
-
生ける預言者の最近の大会説教からの抜粋を何枚かの紙片に書き写す(『聖徒の道』総大会報告号参照)。それらの引用文を箱か紙袋に入れ,子供たちに順番で1枚ずつ引かせる。各自が引用文を読み終えたら,その預言者の勧告に従うにはどうしたらよいか話させる。
-
信仰箇条第6節について話し合い,子供たちがそれを覚えられるようにする。
-
「感謝を神に捧げん」(『賛美歌』11番),「戒めを守る人を」(『子供の歌集』68,『賛美歌』193番,),「預言者にしたがおう」(『子供の歌集』58)を歌うか歌詞を読む。