天父への心からの祈りによって得られる祝福を求めるよう子供たちを励ます。
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エノス書を祈りの気持ちで研究する。それからレッスンを検討し,聖文の記事を子供たちにどう教えるか決める(本書「レッスンの準備」ⅵ-ⅶ,「聖文に基づいて教える」ⅶ-ⅷ参照)。
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その他の参照箇所--『福音の原則』第8章
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子供たちを参加させ,レッスンの目的を達成するのに最も役立つ「話し合いのための質問」と「レッスンを豊かにする活動」を選ぶ。
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教材--『モルモン書』人数分
一人の子供に開会の祈りをさせる。
以下の活動を,レッスンのどの部分でも,また幾つでも,使うことができる。復習やまとめ,チャレンジに利用してもよい。
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子供たちに紙と鉛筆を配り,以下のような質問を書かせる。「いつ祈ることができますか。」「どこで祈ることができますか。」「何について祈ることができますか。」質問と質問の間に答えを書くための余白を残させる。質問について話し合いながら,答えを書かせる。
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祈りの各段階について復習する。
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天父への呼びかけで始める。
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感謝している事柄について話す。
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望んでいることについて話す。
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「イエス・キリストの御名により,アーメン」と言って,祈りを終える。
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ボイド・K・パッカー長老の次の言葉を,空欄を付けて,黒板に書き写す(「祈りと答え」『聖徒の道』1980年2月号,30)。子供たちに,このパッカー長老の話の空欄を埋めていくと,祈りに対して答えを受ける幾つかの方法が分かると話す。
「(bは)(a)を読んでいるときや,あるいは(e)を聴いているときに得られることもある。また時には,非常に大切なことであれば直接に(d)(f)によって与えられることもある。そのささやき声は(c)であって間違えることがないはずである。」
以下の言葉を用いて空欄を埋める。
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聖文
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答え
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明らか
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強い
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説教
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霊感
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記録が保たれるようにというエノスの祈りは,何百年も後に,『モルモン書』の出現という形でこたえられた。主がエノスに約束されたように,今日の人々も『モルモン書』を通してイエス・キリストに対する証を得ることができる。帰還宣教師をクラスに招いて,祈りと『モルモン書』によりイエス・キリストに対する証を得た人の話をしてもらうこともできる。子供たちの両親,あるいはワードのほかの会員に,祈りがどのように『モルモン書』に対する証を得るうえで役立ったか話してもらってもよい。
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ジョセフ・スミスの最初の示現について復習する。このときジョセフは信仰のこもった心からの祈りをささげた(ジョセフ・スミス-歴史1:14-16)。最初の示現の絵を見せるとよい(『福音の視覚資料セット』403)。
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信仰箇条第7節と信仰箇条第9節を復習する。どちらかを子供たちに選ばせ,レッスンであるいは今週1週間家庭で覚えるように励ます。
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「子供の祈り」(『子供の歌集』6),「神様,今日わたしに」(『子供の歌集』75)を歌うか歌詞を読む。