第43課
モロナイ,イエス・キリストへの信仰について教える
目 的
イエス・キリストへの信仰を行いで表すように励ます。
準 備
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エテル12:6-41とモロナイ7:21-28,33-34を,祈りの気持ちで研究する。それからレッスンを検討し,聖文の記事を子供たちにどう教えるか決める(本書「レッスンの準備」ⅵ-ⅶ,「聖文に基づいて教える」ⅶ-ⅷ参照)。
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子供たちを参加させ,レッスンの目的を達成するのに最も役立つ「話し合いのための質問」と「レッスンを豊かにする活動」を選ぶ。
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「導入」で使うエテル12:6からの以下の言葉を書いた9枚の紙を用意する
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信仰とは
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待ち
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望んで
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いながら
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まだ
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見て
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いない
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もの
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である
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教材
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『モルモン書』人数分
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視覚資料4-9「イエス・キリスト」(『福音の視覚資料セット』240)
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レッスン
一人の子供に開会の祈りをさせる。
レッスンを豊かにする活動
以下の活動を,レッスンのどの部分でも,また幾つでも,使うことができる。復習やまとめ,チャレンジに利用してもよい。
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以下の人々の名前を別々の紙に書いて,一つの箱に入れる。子供たちに順番にその紙を1枚ずつ取り出させ,適宜視覚資料を活用しながら,その紙に書かれた民がイエス・キリストへの信仰のゆえに力を授けられたいきさつを簡単に説明する。
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アルマとアミュレクの信仰によって
牢 が破壊された(アルマ14:26-28)。視覚資料4-29「崩れ落ちた牢を出るアルマとアミュレク」を見せる。 -
ニーファイとリーハイは牢に入れられ,そこで火の柱に包まれた(ヒラマン5:44-52)。視覚資料4-41「牢に入れられたニーファイとリーハイ」を見せる。
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アンモンはラモーナイ王の家畜の群れを守った(アルマ17:29-18:3;26:12)。視覚資料4-30「ラモーナイ王の羊の群れを守るアンモン」(『福音の視覚資料セット』310)を見せる。
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ヤレドの兄弟はイエス・キリストの霊の体を見,また山を動かした(エテル3章;12:30)。視覚資料4-52「主の指を見るヤレドの兄弟」(『福音の視覚資料セット』318)を見せる。
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2,000人の兵士は戦いの中でその命を守られた(アルマ56:44-56)。視覚資料4-40「2,000人の若い兵士たち」(『福音の視覚資料セット』313)を見せる。
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ニーファイは真鍮の版を手に入れた(1ニーファイ4:1-31)。視覚資料4-8「真鎗の版を持ってリーハイのもとに戻るニーファイ」を見せる。
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リーハイとその家族はリアホナによって約束の地へ導かれた(1ニーファイ16:28-29;1ニーファイ18:23)。視覚資料4-20「約束の地に着くリーハイとその民」(『福音の視覚資料セット』304)を見せる。
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イエス・キリストは大いなる力をもって弟子たちに御自身を現された(エテル12:31)。視覚資料4-45「西半球で福音を教えられるイエス」(『福音の視覚資料セット』316)を見せる。
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アビナダイはイエス・キリストヘの証のために喜んで自分の命を捨てた(モーサヤ17:7-20)。視覚資料4-22「ノア王の前に立つアビナダイ」(『福音の視覚資料セット』308)を見せる。
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「わたしはだれでしょう」ゲームを行う。子供たちに以下のヒントを与え,だれのことかを当てさせる。
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わたしはイエス・キリストへの信仰をもって,一日中祈りました。(エノス)
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信仰の力によって,一人の天使がわたしの息子とモーサヤの4人の息子に現れ,悔い改めるように教えました。(アルマ)
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わたしは特別な旗を用いて,人々にイエス・キリストへの信仰を持ち,自分たちの自由と家族のために戦うよう励ましました。(司令官モロナイ)
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わたしは信仰のゆえに,家族を連れて,リーハイとその家族とともに荒れ野へ行きました。(イシマエル)
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わたしは信仰をもって,真鍮の版を取りにエルサレムへ行きました。(ニーファイ)
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わたしはイエス・キリストへの信仰のゆえに,キリストの指と,霊の体のすべてを見ました。(ヤレドの兄弟)
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母親から学んだイエス・キリストへの信仰は,戦いのときにわたしたちの命を守ってくれました。(2,000人の勇敢な兵士)
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わたしはイエス・キリストを信じ,福音を人々に説き教えたいと強く望んでいたので,ラモーナイ王の羊を殺そうとした盗賊たちを撃退することができました。(アンモン)
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わたしたちの信仰のゆえに,牢が崩れ落ちました。(アルマとアミュレク)
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わたしたちは牢に入れられたとき,信仰のゆえに火に包まれました。(ニーファイとリーハイ)
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わたしたちはイエス・キリストへの信仰ゆえに,死を味わうことがありません。(3人のニーファイ人)
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わたしたちはイエス・キリストへの信仰に応じて,リアホナにより約束の地へ導かれました。(リーハイとその家族)
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以下の行いがイエス・キリストへの信仰を強めるのにどう役立つかを話し合う。
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聖文の研究--イエス・キリストとその行われたことを学んでいくにつれ,イエス・キリストへの愛と信仰が強められていく。
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祈り--わたしたちは,イエス・キリストへの信仰を強めてくださるように天父にお願いすることができる。
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イエス・キリストの教えに従う--イエス・キリストの戒めへの従順は幸福と平安をもたらす。
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福音の第一の原則としてのイエス・キリストヘの信仰を強調しながら,信仰箇条第4節について話し合い,子供たちが覚えられるように助ける。
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信仰は知識と信頼から生じることを説明する。イエス・キリストへの信仰を増し加えるには,イエス・キリストを知らなければならない。子供たちにイエス・キリストについて知っていることを挙げさせる。またそれがイエス・キリストへの信仰を持つのにどう役立つかを話させる。それらの答えを黒板に書く。次のような答えが考えられる。イエス・キリストは神の御子である,わたしたちを愛しておられる,わたしたちのために命を捨てられた,わたしたちの救い主であられる,寛容な御方である,地のすべてを治める力を持っておられる,わたしたちにとって何が最もよいものかを知っておられる,わたしたちがみもとへ戻れるように助けたいと望んでおられる,天父とともにジョセフ・スミスに姿を現された。
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「わたしたちは主の戒めに従うことにより信仰を築く」と書いた紙を用意し,それを黒板か壁にはる。
戒めに従ったときの体験を話すよう子供たちに勧める。そのような選択はイエス・キリストへの信仰の表れであることを理解させる。何も書いていない何枚もの小さな紙片をレンガに見たて,それらを積み上げて壁を造るようにして,黒板か壁にはっていく(黒板に書いてもよい)。それぞれの紙片に,イエス・キリストへの信仰を築くのに役立つ事柄を書かせる。祈る,聖文を読む,什分の一を納める,正しい選択の模範を示す,親に従う,
聖 餐 を受ける,天父の戒めに従うなどの答えが考えられる。 -
「信仰」(『子供の歌集』50),あるいは「イエス・キリストの教会」(『子供の歌集』48),「主は生けりと知る」(『賛美歌』75番)を歌うか歌詞を読む。