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マタイ5:1-12(または3ニーファイ12:1-12);7:1-5,12(または3ニーファイ14:1-5,12)を祈りをもって研究する。
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以下の絵を拡大したものをクラスの子供の人数分だけ作る。教師の分も用意し,第26課のレッスンのために保管しておく。
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家族が楽しいことをしている写真を何枚か用意する。
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次のような言葉を上部に書いたカードをクラスの人数分作る。
へいわをつくり出す人たちは,さいわいである。
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「笑顔で」(『子供の歌集』128ページ)を歌うか歌詞を朗読できるように準備する。歌詞は巻末に掲載されている。
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教材
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聖書かモルモン書
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鉛筆またはクレヨン(人数分)
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CTRチャート(第1課参照)
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絵2-37「山上の垂訓」(『福音の視覚資料セット』212),2-42「家族の楽しい活動」
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レッスンで用いる「楽しい活動」の準備をする。
子供に開会の祈りをさせる。
宿題を出していれば,その確認をする。
イエスは,平和をつくり出す人になるようにと教えられた
子供に閉会の祈りをさせる。クラスの子供たちがみんな家庭で平和をつくり出す人となれるように祈らせる。
次の活動の中から自分のクラスに最も合うものを選ぶ。レッスンの一部として用いてもよいし,復習やまとめとして用いてもよい。詳しくは「教師へ」の『クラスの時間』の項を参照する。
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絵2-3「イエス・キリスト」または他のイエスの絵を見せる。子供たちに,イエスがそれぞれの家庭を訪れられたことを想像してもらう。それがどんなに胸の躍ることかを説明する。
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準備のために何をしますか。
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イエス様が来られたらどうしますか。
子供たちにイエスが来られたら何をするかを演じさせる。イエスが家に来られたら,子供たちは物を分かち合ったり,親切にしたり,けんかをしないようにしたりして,平和をつくり出す人となるはずであることを説明する。そして,家庭にもたらされるイエスのすばらしい御霊を味わうことができる。
このように,平和をつくり出す人となる一つの方法は,イエスが自分の家に来られたらどうするだろうかと考えることである。
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「幸せな家族」(『子供の歌集』104ページ)を歌うか歌詞を朗読する。歌詞は巻末に掲載されている。
平和をつくり出す人とは家庭を幸福にする人であることを指摘する。
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「幸せなら手をたたこう」(『子供の歌集』125ページ)の「手をたたこう」の部分を子供の提案する言葉に替えて歌うか歌詞を朗読する。
しあわせなら てをたたこう
しあわせなら てをたたこう
しあわせなら たいどで しめそうよ
ほら みんなで てをたたこう
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他の人の行動から受ける影響はコントロールできることを理解させる。子供二人を向かい合わせに立たせ,一人がほかの一人をいろいろな顔をして笑わせる。やりたい人全員に順番にやらせる。
だれか家庭の中の平和を取り去ろうとする人がいても,わたしたちはその影響を受けないようにコントロールすることができることを理解させる。例えば,弟や妹から大声で文句を言われたとき,普通はどなり返すが,平和をつくり出す人になろうと努力していれば,もっと良い方法で対処することができる。