イエスの少年時代をよく理解させることによって,イエス・キリストのようになりたいという望みを強める。
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マタイ2:19-23;ルカ2:40-52
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絵2-12「聖書時代の学校」に描かれているような巻物を作る。巻物にはルカ2:52の聖句を書く。
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「イエス様も子供でした」(『子供の歌集』34ページ)の1節と2節を歌うか朗読する準備をする。できるならば,この課を教える1週間前と当日,歌の時間に練習するように音楽指導者に依頼する。
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教材
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聖書
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ほ乳瓶や毛布,がらがらなどの赤ちゃんが使う品物
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CTRチャート(第1課参照)
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絵2-10「聖書時代の家族生活」,2-11「イエス・キリストの少年時代」(『福音の視覚資料セット』206),2-12「聖書時代の学校」,2-13「神殿での少年イエス」(『福音の視覚資料セット』205)
子供に開会の祈りをさせる。
宿題を出していれば,その確認をする。
子供に閉会の祈りをさせる。
次の活動の中から自分のクラスに最も合うものを選ぶ。レッスンの一部として用いてもよいし,復習やまとめとして用いてもよい。詳しくは「教師へ」の『クラスの時間』の項を参照する。
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ひもか毛糸で子供たち一人一人の背の高さを測り,その長さに切ったひもか毛糸を各人に渡す。子供たちに,大きくなるに従って神から愛されるべきであることを指摘する。それには,イエスがなさったように正義を選ぶことである。
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子供たちにあなたと一緒にルカ2:52を声に出して読むように言う。成長して天父に愛され るためにどのような選択をしたらよいかを話し合う。
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イエス・キリストがお食べになったと思われるいちじく,ぶどう,チーズ,パン,ナッツ,オリーブなどを持って行き,子供たちに食べさせる。あらかじめ両親と連絡を取り,持って行く食物に対してアレルギーのある子供がいないかどうか確かめる。(断食日にこのレッスンを教えるときは食物は使わない。)
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赤ちゃんができることと,大きくなったみんなが今できることを比較する。次のような質問をする。
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赤ちゃんは歩けますか。皆さんは歩けますか。
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赤ちゃんは話せますか。皆さんは話せますか。
子供は成長するに従って,正義を選ぶことにより救い主と似た者となる能力を増すことを説明する。
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子供たち一人一人に小麦粘土を与え,小さな器や花びんなど,イエスが少年時代に使ったと 思われる物を作らせる。
材料
小麦粉 2カップ
塩 1カップ
油 大さじ1杯
水
食紅(任意)
作り方:塩と小麦粉を混ぜる。油と適量の水を入れ,粘土の固さになるようにする。水の量を調節して手につかない固さにする。少しこねる。色をつけるときは,塩と小麦粉を混ぜたものに加える水に食紅を入れておく。小麦粘土は密封した容器に入れておく。