什分の一を納めることによって,天父とイエス・キリストに愛を示せることを理解させる。
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マルコ12:41-44を祈りをもって研究する。『福音の原則』第32章;ジェームズ・E・タルメージ『キリスト・イエス』544-545ページも参照する。
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図のように中央で二つ折りにした紙を用意する。
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安男の話をするときに使う,お金を入れる箱を作る。ふたが付いていて,中が二つに仕切られた小さな箱があれば,それを使ってもよい。必要であれば次の指示と説明図に従って,仕切りを作る。
箱の高さと幅を測る。厚手の紙で縦が箱の高さと同じ寸法,横が箱の幅より3センチ長い寸法の四角形を作る。この四角形の両幅に1.5センチずつのりしろを取り,折る。のりしろに接着剤を付けて,箱の中に仕切りとして入れる。この仕切りでできる空間は,片方を広く,もう一方を狭くする。
箱の前面かふたの部分に「じゅう分の一」(狭い方の空間),「つかうかちょ金する」(広い方の空間)と書く。
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レプタを示す円を二つ,図のように茶色い紙で作る。
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献金用紙と什分の一を入れる封筒(子供の人数分)
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「什分の一を主に」(『子供の歌集』139ページ)を歌うか歌詞を朗読できるように準備する。
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教材
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聖書
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10円硬貨10枚
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絵2-55「やもめの献金」
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レッスンで用いる「楽しい活動」の準備をする。
子供に開会の祈りをさせる。
宿題を出していれば,その確認をする。
わたしたちは什分の一を納めることによって,正義を選ぶ
什分の一を納めることは,天父とイエス・キリストに愛を示すことである
子供に閉会の祈りをさせる。
次の活動の中から自分のクラスに最も合うものを選ぶ。レッスンの一部として用いてもよいし,復習やまとめとして用いてもよい。詳しくは「教師へ」の『レッスンの時間』の項を参照する。
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神殿や集会所の建設,伝道活動,教会で使うテキストの印刷など,什分の一の使い道について話し合う。それらのものが,教会員やそうでない人々にどのような祝福をもたらしてきたかについて話し合う。
生徒に紙とクレヨン(鉛筆)を渡し,什分の一の使い道として採り上げ,話し合ったものの絵を描かせる。
天父がわたしたちに与えてくださったほかのすべての戒めと同じように,わたしたちは什分の一の律法に正しい態度で従わなければならない。そのことの大切さについて話し合う。
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什分の一を入れるものとして,箱,缶,封筒などをきれいに装飾させる。教師自身がそのような入れ物を持って来る。あるいは日曜日の前に子供に連絡して,各自が作ったものを持って来るように言う。