天父はいつもわたしたちの祈りを聞いてくださり,わたしたちにとって最もよい方法でこたえてくださることをさらに深く理解させる。
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ルカ1:5-17を祈りをもって研究する。『福音の原則』第8章も参照する。
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「よく聞いて」(『子供の歌集』71ページ)を歌うか歌詞を朗読できるように準備する。歌詞は巻末に掲載されている。
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天父があなたの祈りにこたえてくださった経験を話せるように準備する。
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教材
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聖書
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絵2-34「バプテスマのヨハネの命名」
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レッスンで用いる「楽しい活動」の準備をする。
子供に開会の祈りをさせる。
宿題を出していれば,その確認をする。
子供に閉会の祈りをさせる。
次の活動の中から自分のクラスに最も合うものを選ぶ。レッスンの一部として用いてもよいし,復習やまとめとして用いてもよい。詳しくは「教師へ」の『クラスの時間』の項を参照する。
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両親になったつもりで,何が子供にとっていちばんよいかを判断させる。それぞれの事例に「はい」,「いいえ」,「後で」で答えさせる。以下の事例や教師自身が考えた事例を用いて子供たちに判断させる。どの答えが適切かを一つ一つ話し合う。
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もうすぐ夕食です。あなたの子供は,暑くておなかがすいているからアイスクリームを食べたいと言います。
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冷たい雨が降る日です。あなたの子供は水着を着て外で遊びたいと言います。
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あなたの子供たちは宿題を全部済ませました。夕食までまだ時間があります。外で遊んでもいいかと聞いています。
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あなたの子供は,あるおもちゃを買うためにお金をためていて,ようやく目標にしていたお金がたまりました。今すぐ店に行っておもちゃを買うと言います。でも,あなた(両親)は,後で同じ店に行く予定があります。
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あなたの子供は馬が好きで,自分の馬が欲しいと言います。でも,まだ5歳です。
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あなたの子供たちは,おもちゃや本を大切にしません。大切にしないで新しい物を欲しがります。本屋さんで気に入った本を見つけた彼らは,買ってほしいと言います。
両親は子供にとって最も良いことを望むものであることを,子供に説明する。天父も同じである。天父はわたしたちの祈りにこたえてくださるが,それは,わたしたちにとって最もよい方法でなされる。この世の両親が「はい」と言ったり「いいえ」や「後で」と言ったりするのと同じように,天父もわたしたちの祈りに対して,「はい」と言われることもあれば「いいえ」や「後で」と言われることもある。
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「神様,今日わたしに」(『子供の歌集』75ページ)を歌うか歌詞を朗読する。
かみさま おしえたまえ
わたしの なすべきこと
みこころ わかるように
みことばを しるように
みてもて みちびきませ
みこえきき まもります
かみさま ちかくあれば
みちからうけて つよくなる