人々の親切な愛の行為に対して感謝することを忘れないように教える。
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ルカ17:11-19;教義と聖約78:19を祈りをもって研究する。
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カードに次のように書く
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教材
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聖書と教義と聖約(末日聖典合本)
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鉛筆またはクレヨン,紙(人数分)
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黒板,チョーク,黒板ふき
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絵2-45「10人のらい病人」(『福音の視覚資料セット』221)
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レッスンで用いる「楽しい活動」の準備をする。
教師へ:レッスン中適当な機会をとらえて,子供たちにありがとうを言うように努める。
子供に開会の祈りをさせる。
宿題を出していれば,その確認をする。
子供たち一人一人に,クラスに出席してくれることを感謝する。「ありがとう」という簡単な言葉がどれほど人を幸せにするかを思い起こさせる。
この1週間,家族や友達に「ありがとう」を何回言えたか教えるように言う。
子供に閉会の祈りをさせる。
次の活動の中から自分のクラスに最も合うものを選ぶ。レッスンの一部として用いてもよいし,復習やまとめとして用いてもよい。詳しくは「教師へ」の『クラスの時間』の項を参照する。
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立っていすを動かし,いすの間を歩き回れるようにする。
子供たちに「感謝」(『子供の歌集』141ページ)の1節を動作をつけて歌わせる。歌詞を朗読させてもよい。
よいことを みるめ
しんりきくみみ
このあしであるく すきなところ
これらをかみに かんしゃして
よいことのために つかいましょう
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子供が全員つかまれる長さのひもまたは毛糸にボタンを通し,両端を結んで輪にする。子供をその回りに座らせ,両手でひもを持たせる。順にボタンを隣の子供に送っていき,教師が「ストップ」と言ったときにボタンをつかんでいた子供が「わたしは(人の名前)が(してくれたこと)をしてくれたので感謝しています」と言う。一人に少なくとも1回順番が回るまで続ける。
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小麦粘土を用意して,子供たちに感謝している物を作らせる(小麦粘土の作り方は36ページ参照)。作品は家に持ち帰り,祈る場所の近くに置く。そうすれば天父に何を感謝すればよいか思い起こすことができる。
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エテル2:16-18;6:4-11にある,ヤレド人と船の話を紹介する。ヤレド人の船について説明するときは,二つのボールや深皿を上下に合わせたものを使うとよい。
子供たちに,家族でヤレド人の船と同じような船を造るように主から命じられたことを想像させる。そして今,海に出てからもう1年がたつ。波に揺られ,時には海の中に沈んだ。船の中にはたくさんの種類の動物もいる。
エテル6:9を読み,ヤレド人がどう感じていたかを説明する。大変な時期にも感謝することはたくさんある。たとえば,病気のときは,看病してくれる人に感謝の気持ちを抱く。常に何か感謝することがないか探し求めれば,たくさんの祝福を見つけることができる。
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次週のレッスンまでの間にクラスの子供たちに感謝の手紙を送る。一人一人に自分の生徒であることをどれだけ感謝しているかを述べる。クラスで手伝いをしてくれたことなど,できるだけ具体的な内容のものにする。