奉仕することによってイエス・キリストに従いたいという望みを強める。
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ヨハネ13:1-17;信仰箇条1:13を祈りをもって研究する。『福音の原則』第28章も参照する。
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「小さな川が」(『子供の歌集』116-117ページ)と「救い主の愛」(『子供の歌集』42-43ページ)の3節を歌うか歌詞を朗読できるように準備する。この2曲の歌詞は巻末に掲載されている。
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人のために何かをして,自分が祝福を受けた経験を話す準備をする。
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教材
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聖書
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紙と,鉛筆あるいはクレヨン(人数分)
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絵2-60「使徒たちの足を洗われるイエス」(『福音の視覚資料セット』226)
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レッスンで用いる「楽しい活動」の準備をする。
子供に開会の祈りをさせる。
宿題を出していれば,その確認をする。
イエス・キリストはわたしたちに他の人々のために働くよう望んでいらっしゃる
子供に閉会の祈りをさせる。
次の活動の中から自分のクラスに最も合うものを選ぶ。レッスンの一部として用いてもよいし,復習やまとめとして用いてもよい。詳しくは「教師へ」の『クラスの時間』の項を参照する。
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子供たちがレッスンの時間中に共同でできる奉仕活動を事前に手配しておく。(安息日にふさわしい活動にするよう注意する。)
例
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託児の教師と話し合い,クラスの子供が託児クラスのために彼らの好きな歌を歌う活動の手配をする。
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初等協会の音楽の指揮者と伴奏者に感謝の気持ちを示すカードを作らせるために,必要な材料を持って来る。
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黒板をきれいにする,いすを並べるなど,次回のレッスンの準備として必要なことをさせる。
子供たちが奉仕活動を終えたら,どのように感じたかを話し合う。奉仕によって喜びが得られることを思い起こさせる。
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子供たちにハート型に切り抜いた紙を渡す。「これから『秘密奉仕クラブ』を始めます」と言う。ハート型の紙を家に持ち帰り,家族のために内緒で奉仕活動を行い,それをした場所にハート型の紙を置いておくように言う。たとえば兄弟のふとんを敷いてあげたら,まくらの上にハート型の紙を置いておく。次回のレッスンのときに,秘密の奉仕活動をして感じたことを報告するように言う。
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「イエス様のように」『子供の歌集』40-41ページ)の2節を歌うか歌詞を朗読する。歌詞は本書の巻末に掲載されている。
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子供たちを床の上に輪になって座らせる。一人の子供にお手玉か何か柔らかいものを軽く投げて渡し,ほかの人のためにどのような奉仕ができるかを質問する。その子供は答えを言ったら,輪の中の別の子供にお手玉を軽く投げて渡す。質問に答える番が全員に少なくとも1度は回るまで続ける。
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次のような状況のときに,どのようにして奉仕の気持ちを行いで示すか質問する。身振り手振りで演じさせてもよい。(必要に応じて,クラスの生徒の実情に合わせた状況設定にする。)
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サッカーの試合に急いで行く途中で,お年寄りの女の人が買い物を入れた袋を道の上に落としてしまっているのが見えました。
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友達の家で遊んで,とても疲れて家に帰って来ると,お父さんが庭仕事をしているのが見えました。
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何か飲み物を探しに台所に行くと,お兄さんが夕食の後の食器洗いをしていました。
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何人かの友達と家に帰る途中,1匹の犬が隣の家の庭に置いてあるごみの入れ物を倒し,中のものを散らかしているのを見ました。隣の家の人は留守にしていて,2,3日しないと帰って来ません。
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友達の家に遊びに行く途中,道に迷って泣いている男の子に会いました。
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家族で教会へ行く準備をしています。お父さんは出席しなければならない集会があって,先に出発しています。あなたの下には,自分だけでは準備のできない弟や妹がいます。