悪いことをすれば不幸になり,正しいことをすれば幸福になることを理解させる。
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ルカ15:11-24を祈りをもって研究する。
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「笑顔で」(『子供の歌集』128ページ)と「正しい道選ぼう」(『子供の歌集』82-83ページ)を歌うか歌詞を朗読できるように準備する。歌詞は巻末に掲載されている。
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教材
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聖書
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子供全員に小石1個ずつ
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第22課で使った幸せな顔と悲しい顔の絵
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鉛筆またはクレヨン(人数分)
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大きな丸い紙(人数分)
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絵2-46「放蕩息子」(『福音の視覚資料セット』220)
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レッスンで用いる「楽しい活動」の準備をする。
教師へ:まだ8歳にならない子供は責任能力がないので悔い改めの必要がない。正しいことをするように励ますことは大切だが,過ちに対して罪悪感を持たせてはならない。
子供に開会の祈りをさせる。
宿題を出していれば,その確認を行う。
イエスはわたしたちに幸せな気持ちを味わってほしいと思っておられる
子供に閉会の祈りをさせる。子供たちが間違いに気づき,それを正せるように天父に願わせる。
次の活動の中から自分のクラスに最も合うものを選ぶ。レッスンの一部として用いてもよいし,復習やまとめとして用いてもよい。詳しくは「教師へ」の『クラスの時間』の項を参照する。
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「わたしたちは幸福な気持ちになることができる」の項の事例を使い,どうしたら間違った選択をしないで済んだかを話し合う。解決方法をジェスチャーで演じさせる。
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「幸せなら手をたたこう」(『子供の歌集』125ページ)を,正義を選ぶ内容の替え歌にして歌う。 歌詞を朗読してもよい。
例:
しあわせなら 助けよう(手をたたく)
しあわせなら 助けよう(手をたたく)
しあわせなら 態度で示そうよ
さあみんなで 助けよう(手をたたく)
その他の例:
正直に(口に2回手を当てる)
貸してあげよう(握った手をてのひらが上になるように片方ずつ開く)
祈りましょう(腕を組み,頭を下げる)
最後の節は全部を合わせて歌ってもよい。
しあわせなら態度で示そうよ
さあみんなで助けよう(手をたたく),正直に(口に2回手を当てる),貸してあげよう(握った手のひらが上になるように片方ずつ開く),祈りましょう(腕を組み,頭を下げる)
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子供たちを円形に座らせる。復習のための質問をして,だれか一人にお手玉などの柔らかいものを投げ,受け取った子供に答えさせる。答えたらお手玉は教師に投げ返す。一人が少なくとも1回答えるまで続ける。
その他の例:
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靴の中に小石が入っていたらどう感じますか。
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何か間違ったことをしたときはどんな気持ちがしますか。
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あかねちゃんはなぜおもちゃの果物で楽しく遊べなかったのでしょうか。
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あかねちゃんは,嫌な気持ちを変えるために何をしましたか。
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間違ったことを正そうとするとき,わたしたちはどんな気持ちがしますか。