バプテスマを受けた後で,わたしたちにとって助けとなる聖霊の賜物を受けることを理解させる。
子供に開会の祈りをさせる。
宿題を出していれば,その確認をする。
子供に閉会の祈りをさせる。
次の活動の中から自分のクラスに最も合うものを選ぶ。レッスンの一部として用いてもよいし,復習やまとめとして用いてもよい。詳しくは「教師へ」の『クラスの時間』の項を参照する。
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前にプレゼントとしてもらったもので,壊れたり,古くなったりして使えなくなったものを持ってくる。ひびの入った皿,古くなった洋服,お菓子の空箱など。
役に立たなくなったそのプレゼントの品を見せる。そのプレゼントがだれからのもので,いつ,どこで,どういう理由でもらったかを説明する。そして,前は大切なものだったが,壊れたり古くなったりしたためにもう価値がなくなったことを話す。
バプテスマを受けて確認の儀式を受けると,そうしたプレゼントとは違ったプレゼントを受けることを説明する。とても貴重なプレゼントで,壊れたり古くなったりすることがない。そして,使えば使うほど価値が出てくる。
子供たちが聖霊の賜物であることを当てたら(あるいは教師が説明したら),子供たちはこれからたくさんプレゼントをもらうが,聖霊の賜物は,この地上で受けるプレゼントの中で最も価値のあるものとなることを話す。
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「小さな声で」(『子供の歌集』144-145ページ)を歌うか歌詞を朗読する。
みたまは ちいさなこえで みちびく
わるいことは やめるように
ただしい みちへと
まもりみちびく
最後の部分は歌に合わせて動作をさせる。
みみをすまして(手を耳に当てる)
よく きいて
そっとちいさな ささやきのこえを(人差し指を唇に当てる)
みたまの こえを(胸に手を当てる)
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「耳をすまして」のゲームをして,静かな細い声に導かれる体験をさせる。
子供たちにあなたがこれから隠そうとする物を見せる。一人の子供を教室から出させて,その間にその品物を隠す。教室から出た子供を戻らせ,隠した品物を見つけさせる。見つけるには,よく耳をすまさなければならないことを説明する。軽く鉛筆をたたく音や小さな拍手,ハミングなどで,どの方向に品物があるかを教えるようにする。正しい方向を向いたときには静かに鉛筆をたたき,隠してある場所に近づくにつれて速くたたく(ハミングの音を大きくする)ようにする。交替で数回行う。
生活の中で,聖霊の静かな細い声に耳を傾けることによって導きを受けられることを説明する。聖霊は必ずしも声に出して語りかけてくださらないことを指摘する。しばしば聖霊は考えや思いを通してわたしたちを導かれる。正しいことをしたときには温かい気持ちを,間違ったことをしたときには嫌な気持ちを与えてくださるのである。わたしたちは聖霊が何を言おうとしておられるかを注意して聞くようにしなければならない。
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紙に両手を押し当て,てのひらの形をクレヨンでなぞらせる。左と右を違う色のクレヨンを使ってなぞる。また,左と右を重なるようにして描き,技手のときの手であることを説明する。出来上がったら自分の名前を書かせる。
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「せいれい」(『子供の歌集』56ページ)または「バプテスマの日」(『子供の歌集』147ページ)の3節を歌うか歌詞を朗読する。これらの歌の歌詞は巻末に掲載されている。