たとえ難しく思えるときでも,真実を話すようにしたいという気持ちを強める。
子供に開会の祈りをさせる。
宿題を出していれば,その確認をする。
子供に閉会の祈りをさせる。たとえそうするのが難しい場合でも,クラスの一人一人が真実を話せるよう,天父の助けを祈り求めるようにさせる。
次の活動の中から自分のクラスに最も合うものを選ぶ。レッスンの一部として用いてもよいし,復習やまとめとして用いてもよい。詳しくは「教師へ」の『クラスの時間』の項を参照する。
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「おそれずぎをなせ」(『子供の歌集』80ページ),「正しい道選ぼう」(『子供の歌集』82-83ページ),「わたしたちは,正直であるべきことを信じる」(『子供の歌集』143ページ)を歌うか歌詞を朗読する。「おそれずぎをなせ」と「正しい道選ぼう」の歌詞は巻末に掲載してある。
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一人の子供をクラスの前に来させ,両手を前に出させる。その両手首に緩く糸を巻いてから,外れないように持つ。その糸は小さなうそのようなものであると言う。その子供に手首の糸を外させる。(外れないようにしていた糸を緩める。)
次に,一度うそをつくと,それを隠すためにまたうそを言うようになる場合があることを説明しながら,その子供の両手首に何度も糸を巻く。うそをつくと,そのことが人に知られないようにするために,さらにうそをつかなければならなくなることがよくある。多くのうそを言うと,それから逃れるのがさらに難しくなる。その子供に,手首の糸を外すように言う。うまく外せた場合には,糸を巻く回数をもっと増やして試すとよい。うそをつけばつくほど,正義を選び,真実を話すのが難しくなることを説明する。
はさみを使って,手首に巻かれている糸を切る。うそを言わないようにするためには,いつも真実を話す必要があることを説明する。うそを言ってしまった場合には,相手の人にほんとうのことを話すことにより,悔い改めなければならない。わたしたちはほんとうのことを話すことによって,幸せになれる。
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本課末の「秘密のメッセージ」のコピーを人数分用意する。子供たちにそのコピーと鉛筆を渡す。その「秘密のメッセージ」の中にイエス・キリストの教えが一つ入っていることを説明する。それぞれの象徴に合った文字を,下のますの中に記入することによって,「秘密のメッセージ」が見つかることを説明する。見本として1文字を記入する。また必要に応じて助けを与える。
その「秘密のメッセージ」が分かったら,手を組んで笑顔を作るように言う。全員がそのメッセージを理解したら,全員で「真実を話す」というそのメッセージを読む。
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「真実を話そう」のゲームの状況設定の幾つかについて,正しい選択をすることを示すロールプレイングをさせる。