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創世6:11-7:24;イザヤ11:6-9;ルカ12:6を祈りをもって研究する。
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本課末に掲載されている生き物の絵のコピーを用意する。(コピーができない場合は,よく注意してテキストから切り離す。)点線に沿ってそれぞれの絵を切り離す。この資料は別の機会にも使うことができるので保存しておく。
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「どんなものでも」(“All Things Bright and Beautiful,” Children’s Songbook,231)の折り返し部分(1節)の歌詞を朗読できるように準備する。
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自分が生き物に優しくしたときの体験,あるいはほかの人がそうしているのを見たときのことについて話す準備をする。
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教材
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聖書
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紙とクレヨン(人数分)
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絵2-72「ノアと動物を積んだ箱舟」(『福音の視覚資料セット』103),2-73「創造-生き物」(同100),2-74「ソルトレーク・シティーのタバナクル」(同503)。
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レッスンで用いる「楽しい活動」の準備をする。
子供に開会の祈りをさせる。
宿題を出していれば,その確認をする。
天父とイエス・キリストはすべての生き物を愛していらっしゃる
イエス・キリストがすべての生き物を創造されたこと,また地上の生き物はすべて天父の計画の一部であることを説明する。
子供に閉会の祈りをさせる。
次の活動の中から自分のクラスに最も合うものを選ぶ。レッスンの一部として用いてもよいし,復習やまとめとして用いてもよい。詳しくは「教師へ」の『クラスの時間』の項を参照する。
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ジョン兄弟が思い出した,スペンサー・W・キンボール大管長の説教の中の話を自分自身の言葉で話す。
「わたしはこの歌も,大声で歌ったことが何度かあったことを覚えている。
『小鳥たちを殺すな 木々で鳴く鳥
夏中ずっと きれいな声で。
小鳥たちを撃つな この地は神のもの
小さくとも大きくとも 神は恵みたもう。』
(Deseret Songs, 1909,163)
当時,わたしは石投げ器とパチンコを持っていた。どちらも自分の作ったもので,とても良くできていた。また当時,家から2キロほど離れた牧場へ牛を連れて行くのがわたしの仕事であった。途中の道沿いに,はこやなぎの木が立ち並んでいて,『木々で鳴く』小鳥を撃ちたいという気持ちは,随分大きい誘惑だったように記憶している。それというのも,わたしはとても撃つのが上手で,50メートルほど離れた柱を撃つこともできたし,木の幹に当てることもできたからである。しかし,ほとんど毎週のように,日曜日に『小鳥たちを殺すな』の歌を歌っていたせいであろうか,わたしは小鳥を撃つのを思いとどまった。わたしはこの曲から大きな感化を受けた。そのために,美しい小鳥を撃ち落とすのに決して喜びを感じなかったのだと思う。」(「教会の基本単位である家族を強める」『聖徒の道』1978年10月号,73ページ)
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好きな生き物の形を作るための小麦粘土を少しずつ渡す。(小麦粘土の作り方は36ページに載っている。)自分の作品を家に持ち帰って,家族に見せるように言う。
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子供に順番に,好きな生き物の動きを身振りで示させる。それを見ている子供には,何の生き物のまねをしているのかを当てさせる。何の生き物か答えが出ない場合は,演じた子供に言葉でヒントを出させる。
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様々な動物を描写したヒントを子供に与える。それが何の動物かが分かったら,何も言わずに手を挙げるように言う。手を挙げた子供の一人に,何の動物か答えさせる。以下のヒントか,あるいは何かほかの身近な生き物についてのヒントを与える。
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わたしは6本足で,緑の服を着ています。
わたしの得意技はジャンプです。(バッタ)
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わたしは小さな体をくねくね動かしながら歩きます。
わたしの姿は前も後ろも同じに見えます。(毛虫)
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わたしの家はすてきな他の中です。
わたしはケロケロ鳴いたり,跳んだりはねたりするのが好きです。(かえる)
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わたしは春になるとよく動き回ります。
胸の赤い羽がよく目立つ姿で,高い木の上にいます。(こまどり)
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わたしは丸い顔で,とても大きな目をしています。
暗くてもよく物を見ることができます。人間はわたしをとても賢い生き物だと言います。(ふくろう)
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わたしには手と足,それに目,耳,鼻があります。
しっぼや足で木にぶら下がることができます。(猿)
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わたしの背中に乗りたい人には,乗せてあげます。
手綱を持てば,それだけで大丈夫。(馬)
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わたしは目にも止まらぬ速さで木に登れます。
せわしく動くわたしのしっぼは,さようならのあいさつ代わり。すぐに見えなくなります。(りす)
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わたしは農場に住んでいます。
短くて丸まったしっぼを振りながら,いつもえさのことを考えています。(豚)
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わたしは跳んだりはねたりして遊ぶのが好きです。
わたしが言えるのは「メェー」という言葉だけです。(羊)
(“Who Am I?”Children’s Friend,1956年5月号,208)
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第2課のひとし君の話を復習する(5-6ページ参照)。
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レッスンの初めの組み合わせゲームを,子供たち(あるいは教師)が希望すれば何回でも行う。
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次に説明するつるし餌を作らせて,家に持ち帰り屋外につるさせる。松ぼっくりかパンの小さなかけらにピーナッツバターを塗る。さらにその上に小鳥の餌の雑穀類(あわ,きび,ひえなど)をまぶす。それを木の枝などに糸でつるす。(地元で入手できる材料を使って,もっと簡単なつるし餌が作れるかもしれない。)